佐々木悠|レベルストークでの7年間と次世代育成

スキーヤーとしての成長とレベルストークでの生活

カナダ・ブリティッシュコロンビア州の山あいにある街、レベルストーク。人口1万人にも満たない小さな街だが、世界中のフリーライダーが集まる場所として知られている。佐々木がこの街に拠点を移してから、すでに7年が経つ。

「街の規模が小さいからこそ人との距離が近く、温かなコミュニティの中で落ち着いた暮らしができる。家族との時間を大切にしながら子育てをする環境としても心地よく、スキーと生活が自然に重なり合う日常を気に入っている」と話す。

親子でフリーライドを楽しむ

レベルストーク最大の魅力は、その圧倒的なフィールドだ。北米でもトップクラスのフリーライドエリアとして知られ、冬になると世界中からスキーヤーやスノーボーダーが訪れる。街の周囲には手つかずのワイルドな自然が広がり、四季を通して自然の迫力を身近に感じることができる。

夏にはマウンテンバイクやハイキング、湖でのアクティビティなどアウトドアが盛んになり、街全体が活気に包まれる。小さなコミュニティと雄大な自然、そして一年を通して楽しめるアウトドア環境。それがレベルストークという街の魅力だ。

壮大な自然でシーズン問わず楽しむ

この地での生活は、プロスキーヤーとしての環境にも大きな影響を与えた。同世代のプロスキーヤーであるサミー・カールソン(Sammy Carlson)との出会いは、悠にとって大きな刺激となった。スキーの技術はもちろん、作品づくりへの向き合い方やプロとしての姿勢など多くを学んだ。

現在は、コンテストシーンでの経験を活かしながら、映像作品の制作にも力を注いでいる。雪山で過ごす時間の魅力やフリーライドの表現を、映像や写真を通して伝えることがその目的だ。今年もカナダやアラスカで撮影した映像作品を公開予定で、レベルストークを拠点に新たな表現を発信し続けている。

撮影の様子

新たなチャレンジ、次世代育成

野沢温泉で開催されたYouthCAMP(バナー左手が佐々木)

今シーズン、次世代のフリーライダーを育てる取り組みとして、初めてのユースキャンプを開催。12月には拠点とするレベルストーク(カナダ)、1月には長野県の野沢温泉スキー場で実施した。
レベルストークへは、フリーライド経験のあるジュニア4名。野沢温泉スキー場にはフリーライド経験のないアルペン競技や基礎スキーから興味を持った子どもまで男女問わず15名が参加しフリーライドを実際にフィールドを滑りながら体系的に学ぶ機会を得た。
今後は、ユースキャンプをさらに発展させ、日本とカナダのジュニアスキーヤーが交流できる環境づくりも視野に入れている。カナダの子どもたちを日本のキャンプに招き、日本のジュニアをレベルストークへ連れていくことで国や文化を越えて同世代のスキーヤーが同じフィールドで滑る経験は、大きな刺激になると考えている。

レベルストークで開催されたYouthCAMP(センターが佐々木)

一方で、フリーライドの世界ではプロとして活動を続けていく環境づくりも課題のひとつだと感じている。自身も若い頃に苦労しながらキャリアを築いてきた経験があるからこそ、これからの世代にはより多くのチャンスをつくりたいと語った。

臆することなく世界へ飛び出すこと。それが高みを目指す最短距離だと佐々木は語る。次の世代がその一歩を踏み出す後押しをすることも、いま彼にとって大切な使命のひとつになっている。

Quick Questions|Peak Performanceをどう着こなす?

Q1:Peak Performanceはどんなブランドですか?

A:自分のスキーヤーとしてのキャリアをずっと一緒に歩んできた特別な存在です。プロスキーヤーとして活動するまでの道のりの中でも、常に支えてくれた、まさにスキー人生の頼れるパートナーです。

Q2:Peak Performanceのウェアを一言で表してください。

A:雪山無双

Q3:Peak Performanceはどんなスキーヤーにおすすめですか?

A:雪山で自分らしいスタイルや個性を出したいスキーヤー

Q4:着用モデルを教えてください。

A:VERTICAL GORE-TEX PRO JACKET MEN L サイズ

Q5:そのモデルの魅力を教えてください。

A:ジャケットは丈が長めで、生地の切り返しのデザインがすごく気に入っています。パンツはビブタイプが好みで、実際に滑るときも安心感があります。機能面では、ビーコンを装着しているときに携帯を別のポケットに収納できるところも便利で、そういう実用性の高さも魅力の一つです。

Q6:他におすすめのアイテムはありますか?

A:ヘリウム ユーティリティ ダウン フード ジャケットもおすすめです。タウンユースから雪山まで幅広く使えるので、かなり重宝しています。

佐々木悠 プロフィール

Child in ski gear smiling in snowy landscape.

ホームゲレンデ:Revelstoke Mountain Resort
1986年、札幌市生まれ。高校卒業後、語学留学のためカナダ・ウィスラーに渡る。そこでフリーライドスキーの魅力に取りつかれプロとなった。撮影や大会出場を中心に活動を続ける。2017年JFO優勝、2018年FWQ Hakuba優勝、2019年FWT Hakuba4位、FWTワールドツアーに出場。並行して雪山のさまざまな撮影もしている。@yusasaki223

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