サステナビリティ

サステナビリティ

終わりにしませんか?
愚かな行動

何かを生産すると、それに伴って環境負荷も発生します。世の中がより大きな規模で、快適さとスピードを求めて競い続けた結果、CO2排出により破壊的な温暖化が引き起こされました。大量消費、廃棄物、汚染、紛争、森林破壊、氷河の融解、魚の乱獲、社会的不公正など、あらゆる人間の愚かさに地球は耐え続けることができません。

長く着られることがカッコいい時代へ

廃棄物やマイクロプラスチック、化学薬品の使用、CO2排出量を削減することは、どれも重要なサステナビリティへの取り組みですが、最も効果的なのは製品の長寿命化ではないでしょうか。Peak Performanceでは質の高い素材と構造を採用し、流行に左右されないデザインを追求するとともに製品のお手入れ方法を紹介することで、製品寿命を延ばす努力をしています。

「今のウェアがまだ十分に使えるから、新しいものを買うのはやめよう」とお客様に考えてもらい、製品1つ分の地球への負荷を減らす。これが、Peak Performanceが目指す成功です。

Swiper demo

2019年

各製品ごとに、資源を無駄なく循環させていく「サーキュラー」の原則を定め、目標達成のために必要な行動を定義。

2020年

Fair Labor Association(FLA:公正労働協会)に加盟。

2020年

Global Fashion Agenda(GFA:グローバル・ファッション・アジェンダ)の指導による循環型ファッションを実施するためのプロジェクト「Circular Fashion Partnership(サーキュラー・ファッション・パートナーシップ)」に参加。

2023年

資源循環商品を30%まで増やす。

2030

当社による気候への影響を50%削減し、全商品を資源循環商品とする。

2050年

クライメイト・ニュートラル(気候中立)企業になる。

2007年

サプライチェーンにおける社会的責任を果たすためのamfori BSCI(amforiが推進するビジネスと人権に関するイニシアチブ)に参加。

2012年

化学物質コンプライアンスプロセスを構築し、2013年に当社サプライチェーンにRSL(制限化学物質リスト)を導入。

2013年

Sustainable Apparel Coalition(SAC:サステナブル・アパレル連合)に加盟し、環境負荷測定ツール「Higg Index(Higgインデックス)」を導入。

2013年

バングラデシュ衣料品産業における工場の安全を確保するための協定、バングラデシュ・アコードに署名。

2015年

ウーブン素材のスキーウェアにDrydye®テクノロジーを初採用したブランドとして、ISPO GOLDイノベーション賞を受賞。

2016年

ECAP(欧州衣料アクションプラン)プロジェクトに参加し、サステナブルな素材に関する戦略を採用。DWR(耐久撥水)加工における化学物質PFASを他の物質で代替。ダウンの責任ある調達基準であるResponsible Down Standard(RDS:レスポンシブル・ダウン・スタンダード)を導入。

2018年

Peak Performance初のサステナビリティ報告書を作成。

2018年

Swedish Textile Initiative for Climate Action(STICA:スウェーデンにおける気候変動取り組みのためのテキスタイル・イニシアチブ)の創設メンバーとなり、国連のFashion Charter for Climate Action(ファッション業界気候行動憲章)に署名。

やめました

  • ●リアルファーおよびレザー

  • ●殺菌加工

  • ●コンベンショナルコットン(通常の綿)の調達

  • ●PFAS(現時点で91%使用停止済み)

  • ●強制労働

  • ●原産地を追跡できないダウンや責任ある調達基準に従っていないダウンの使用

  • ●有害な化学物質(詳しくは制限化学物質リスト(英文)をご覧ください)

始めました

  • ●3Dサンプル

  • ●サステナブル・アパレル連合(SAC)、Higgインデックス

  • ●Sourcemap(ソースマップ。原材料調達元や物品移動ルートを追跡できるソリューション)

  • ●bluesign(ブルーサイン。環境や人体への影響・負荷を低減させるための取り組み)

  • ●STICA(スウェーデンにおける気候変動取り組みのためのテキスタイル・イニシアチブ)

  • ●PFAS Movement(有害なPFASの廃止運動)

  • ●国連のファッション業界気候行動憲章

  • ●The Swedish Chemicals Group(スウェーデンにおける化学物質と環境の問題に関する知識や情報を共有するためのネットワーク)

  • ●17の持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)

  • ●資源循環型のデザイン

  • ●サーキュラー・ファッション・パートナーシップ

「何よりも大切なのは、将来のスキーヤーやスノーボーダーのために自然を守っていくことです」

サステナビリティ&品質マネージャー、オーサ・アンダーソン

すべての商品に
環境への配慮を

誕生から10年目を迎えたFrost(フロスト)シリーズのダウンジャケットは、軽量ながらも高い保温性が特徴です。外見は発売当初からまったく変わっていませんが、 見えない部分すべてに改良が加えられ、よりサステナブルなアイテムになっています。​

フルオロカーボン(PFC)の使用はすでに停止し、現在のモデルのシェルにはリサイクルポリアミドを採用。また、Peak Performanceのダウンはすべてレスポンシブル・ダウン・スタンダード(RDS)の認証を受けており、Track My Down®プログラムで原産地を追跡することができます。

このように、Frostシリーズのダウンジャケットは、クールなデザインと環境への配慮を融合させたアイテムなのです。

ここまで読んでも、まだ新しいジャケットを買おうと思いますか?そのジャケットは環境に配慮して作られたジャケットですか?

新しいものが欲しい気持ちも分かりますが、今もっているウェアも十分に魅力的なのではないでしょうか?新品だけでなく、着古した感じがおしゃれなウェアを褒めてくれる人もいるはずです。商売上手とはいえないかもしれませんが、これこそがPeak Performanceにとってのビジネスのあり方です。

循環型アプローチのもと、業界のパートナーそしてお客様と協力しながら、今後も科学技術を活かした製品づくりに取り組んでいきます。

これがPeak Performanceのサステナビリティへの取り組みです。
お読みいただきありがとうございました。

お忙しいとは思いますが、もし2時間半ほどお時間があればPeak Performanceのサステナビリティ報告書(英文)もぜひご覧ください。

Peak Performanceのサステナビリティ報告書を読む